研究課題
若手研究(B)
状態文の統語構造の通言語的な解明を目指し、叙述の類型という観点から日韓英語の分析を行った。その結果、各言語において状態文は一律の性質を持つわけではなく、叙述の類型つまり文の意味機能により様々な統語現象での差異が観察されることが明らかになった。状態文の統語的特性は述語の意味だけではなく、生じる構文の機能の違いにより決定されること、また状態文と出来事文の関係についても類型的な観点から新たな知見を得た。
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益岡隆志(編)『叙述類型論』
ページ: 67-92
ページ: 193-220
『ことばの対照』、to appear (掲載決定済)