研究課題
若手研究(B)
現代日本語のとりたて助詞(ダケ・クライ…)や文末のモダリティ形式(ハズ(ダ)・モノ(ダ)…)に見られる形式名詞類の機能語への体系的参与を「形式名詞の文法化」ととらえて考察する。形式名詞がいかに「名詞」の範疇を脱し(あるいは脱せずに)文法的機能を獲得するのか。また日本語の構造のいかなる側面がこの変化を支えるのか。名詞に関わる構造的条件に加え、再分析・類推をもたらす意味的条件に、言語外的条件・語用論的条件を統合した理論的説明を目指す。
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名古屋大学文学部研究論集 166(文学56)
ページ: 1-18
名古屋大学文学研究科公開シンポジウム報告書『拡張し変容する日本語』, 名古屋大学文学研究科
ページ: 4-16
自然言語処理(特集号:感情・評価・態度と言語), 言語処理学会 Vol.14No.3
ページ: 17-38