研究課題
若手研究(B)
朝鮮通信使の日本紀行録の集大成『海行總載』には、日本語の訓読み語について朝鮮漢語と対比した箇所があり、物の名前の発音についても注意ぶかく観察しているため、中・近世日本語の語彙研究資料として活用することができる。また「朝鮮資料」に現れる否定文を調べた結果、「朝鮮資料」は原文と対訳文の関係が互いに影響を受けている相互依存的なものであること、また「朝鮮資料」の日本語と韓国語の中には、それぞれの言語の変遷に対応するための措置が頻繁になされていることが分かった。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
訪日学術研究者論文集 14
ページ: 257-286
民族語文学会 55
ページ: 5-35