• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 自己評価報告書

日本語母語話者と日本語学習者の意見文におけるモダリティ使用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19720119
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関東京外国語大学

研究代表者

伊集院 郁子  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 講師 (20436661)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード第二言語教育 / 中間言語語用論
研究概要

研究の全体構想は、日本語学習者の中間言語における語用論的側面の実態を明らかにし、得られた知見を日本語教育に還元することにある。その一環として、本研究では、日本語母語話者と日本語学習者(中国・韓国)の意見文に出現するモダリティ(書き手の心的態度0の相違を分析し、日本語学習者に対する作文指導の指針を示すことを目的とする。具体的には、以下の3点を目指す。
(1) 日本語母語話者の意見文に典型的に出現するモダリティを抽出することで、日本語母語話者が意見文で用いる言語表現のプロトタイプを提示する。
(2) 学習者のモダリティ習得に関し、母語別にその傾向を捉えることで、母語干渉の問題を指摘する。さらに、学習時間数とモダリティ使用の傾向に関係があるか分析する。
(3) 中間言語の研究者が様々な視点から分析を加えられるよう、将来的に、収集したデータを言語コーパスとして整える。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日本語の意見文に用いられる文末のモダリティ-日本・中国・韓国語母語話者の比較-2010

    • 著者名/発表者名
      伊集院郁子・高橋圭子
    • 雑誌名

      東京外国語大学留学生日本語教育センター論集 36号

      ページ: 13-27

    • URL

      http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/57675

  • [雑誌論文] JLC日本語スタンダーズ」に基づいた中級段階における文章表現指導の試み-『意見文』の指導を中心に-2010

    • 著者名/発表者名
      伊集院郁子・横田淳子
    • 雑誌名

      東京外国語大学留学生日本語教育センター論集 36号

      ページ: 85-100

  • [学会発表] 日本語作文における意見の述べ方-中国・韓国・日本語母語話者の文末のモダリティの比較-2009

    • 著者名/発表者名
      伊集院郁子・高橋圭子
    • 学会等名
      第23回社会言語科学研究大会
    • 発表場所
      東京外国語大学
    • 年月日
      20090300

URL: 

公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi