本研究は、日本語学習者に対する教育において、授業の効率化を目的に多様な遠隔授業を試み、その長所、短所及び特性の把握、分析を通して教育現場での直接的な応用を研究するものである。具体的な目的は以下の3項目を達成することである。 (1) 教授者が簡単に費用をかけずに遠隔授業ができる多様な授業方法を実践、分析し情報を提供することでインターネットに専門的な知識が乏しい教授者及び学習者であっても多様な授業に応用することができる授業の方案を樹立する。 (2) ネイティブ教授者と非ネイティブ教授者とのインターネット画像授業を利用したティームティーチング方式による授業実践を通じて日本語学習者に対するネイティブ教授者による生きた日本語教育の方法を構築する。 (3) 多様な実践授業を通じて媒介語を使用した遠隔ティームティーチングの特徴を分析、研究する。
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