過去2年間の研究(科学研究費補助金若手研究B「日本人学生の短期語学留学の成果と課題-カナダの語学学校での調査-」を発展させた本研究2年目として、以下の研究を行った。 (1) これまでの調査結果(文献調査とその理論的考察も含める)をまとめた論文執筆(英文)と国際ジャーナルへの投稿。 (2) これまでの調査結果(文献調査とその理論的考察も含める)の国際学会での発表。 (3) これまでの調査結果のうち、ポイントとなる内容をわかりやすく調査報告書(英文)としてまとめ、調査協力校の責任者に中間報告として進呈(郵送)。 (4) これまでの調査結果に関心を示してくれた他大学(国内外)の研究者との意見交換。 (5) これまでの調査とその結果は北米という英語を第一言語とするものが多く住む地域(inner-circle)から得たものであるが、その内容の一般化について検証するため、out-circleの地域(シンガポールやインドなどもともと英語圏国の旧植民地で、現在英語が公用語のひとつとして広く使われている地域)において小規模調査と分析。 (6) 以上の結果を踏まえながら、調査最終年度の実施予定の調査準備。
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