研究課題
若手研究(B)
部類記とは、宮廷でなされた様々な儀礼に関して、過去の日記などを集めて編纂された先例集である。平安時代以降、先例・故実を知っている貴族が宮廷の中で重んじられるようになり、こうした部類記が数多く作られた。本研究では、京都大学総合博物館が所蔵する勧修寺家文庫の部類記を対象に、その目録を作成し、同時に、勧修寺家の祖である藤原為房の日記、大記の写本調査を行って、宮廷儀礼の継承のあり方について考察した。
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日本史研究 558号
ページ: 3-27
桃山歴史・地理 42号
ページ: 5-26