研究課題
若手研究(B)
本研究は、1950年代後半から日米政府が展開した沖縄援助政策に焦点を当て、そこに込められた政治的な意図を分析した。それは、沖縄社会で高まった占領批判を沈静化し、米軍基地の安定的な使用を担保するために必要とされるものであった。その政策は、米海兵隊が日本本土から沖縄に移駐し、基地問題が沖縄へと集中していく過程と同時並行的に展開されたのである。その論理は、復帰後の日本政府による開発政策へとつながっていくものでもあった。
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歴史評論 712
ページ: 35-49
沖縄市『KOZA BUNKA BOX』 5
ページ: 11-23
インパクション 163
ページ: 66-71
論座 152
ページ: 202-207