研究課題
若手研究(B)
本研究は、周代宗法制の起源と展開を探るための基盤構築作業を行うことを目的とする。後世、周代宗法制と称されるような中国古代における体系的な家族観が戦国期に成立したとする、研究代表者のこれまでの見通しを、先秦家族史における各事象を検討することを通して、個別具体的に立証する。また周代宗法制研究の現を批判的に確認し、出土資料と伝世文献の比較検討を中心に、周代宗法制と称されるものの実態を検討する。そして研究の円滑化を図るため、先秦家族研究に関係する出土資料を収集し、4年の期間内にデータベース化を行う。
すべて 2010 2009 2007 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件)
東京大學東洋文化研究所紀要 157巻
ページ: 1-35
東京大學東洋文化研究所紀要 156巻
ページ: 1-180
大航海 63巻
ページ: 146-152
日本秦漢史学会会報 8巻
ページ: 34-73
歴史学研究