研究課題
若手研究(B)
本研究は、漢代から三国時代にかけての諸典籍と、湖南省長沙市出土の三国呉簡を主な素材としつつ、漢魏晋期における国家支配と地域社会の関係を究明することを目指したものである。結果、三国呉においては地域の実情に根ざした独自の制度展開がみられたこと、その背景として前漢末以降地域社会の自律性に依存しその独自性を尊重する支配体制が存在していたこと、が明らかになった。
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早期中國史研究 第1号
ページ: 155-194
立正史学 第103号
ページ: 31-50
日本秦漢史学会会報 第9号
ページ: 53-80
中國史學 第18号
ページ: 121-140