研究課題
若手研究(B)
本研究では、15世紀に作成された聖地巡礼記を網羅的に分析し、そこから十字軍観・イスラーム観に関する情報を抽出し、その情報を聖地巡礼記全体の文脈で問い直すことによって、ヨーロッパ世界ではいかなる十字軍観・イスラーム観が見られたのか、およびその変遷を見ることを主たる目的としている。この目的を果たすために、約250を数える15世紀の聖地巡礼記を三つの時期で区分し、始めの3年間において順に史料の分析を行い、最終年度においては3 年間の分析の結果についての考察を行う。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)
ヨーロッパ文化史研究 11号
ページ: 181-215
東北学院大学論集歴史と文化(旧歴史学・地理学) 45号
ページ: 75-89
東北学院大学論集歴史と文化(旧歴史学・地理学) 46号
ページ: 55-88
ヨーロッパ文化史研究 10号
ページ: 91-114
ヨーロッパ文化史研究 9号
ページ: 47-88