研究課題
若手研究(B)
高麗時代および併行期における銅鏡について、非破壊による成分分析(蛍光X線分析)を行い、同時併存したと考えられる鏡群に成分上の相違があるか否かを検討した。その結果、明確な時期差として指摘するまでには到らなかったが、錫や水銀などをもとにした鋳造後の表面処理に関する新たな課題が確認でき、今後の発展が期待できると予想される。