研究課題
若手研究(B)
9~12世紀にかけての東アジアの文化交流の一側面を読み解くため、出土銅鏡を対象に考古学的分析をおこなった。中国大陸では国家の興亡に応じて多様な銅鏡文化が展開した。韓半島では中国大陸と日本から鏡を受容し、独自の鏡と合わせて融合的な文化が発展した。日本では中国大陸、韓半島からの影響を受けず、唐鏡様式を追求した独自の銅鏡文化を固持した。本研究は古代東アジアの鏡を初めて総合的に比較した研究として評価できる。
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遠古登攀 遠山昭登君追悼考古学論集
ページ: 277-288