研究課題
若手研究(B)
今日過疎化が進むネパール北西部ヒマラヤ地域において、人口動態とその影響を明らかにすることを目的とする本研究で明らかにされた主要な点は次の通りである。長期的な人口減少に加え季節移動があり、それを補うために近隣から労働力人口流入も見られた。しかしながらこの村人の流出、また気温上昇による氷河の後退、水源の枯渇により耕作放棄が進行していた。厳しい自然環境の中で村人は再生エネルギーを積極的に利用するなど、環境意識が高いことが明らかにされた。
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日本地理学会2008年春季学術大会シンポジウムVIII「地域環境」をどう捉えるのか?～フィールドワークによる現場からの発想～報告論文集
ページ: 40861
お茶の水地理 第48号
ページ: 73-89
人権と部落問題 第774号
ページ: 64-69
Studies in Nepali History and Society 13(2)(2010年3月刊行)
ページ: 325-349
