研究課題
若手研究(B)
近代以降、民家は多分野にまたがる学際的な研究対象として注目されてきた。その一方で、一部の民家は、文化資源や観光資源としての価値を見いだされ、単なる「住まい」から移築されて「見せるもの」へ、そして現地において「住まいながら見せるもの」へと変化を遂げてきた。本研究では、白川村の「合掌造り」を事例として、文献資料調査とともに、現地と移築先との双方で綿密なフィールドワークを行うことによって、このような近代における民家の価値転換の局面を具体的に明らかにした。
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国立歴史民俗博物館研究報告 156巻
ページ: 123-135