研究課題
若手研究(B)
本研究は、自由、平等、徳などの共和主義的法理念を再構成することを目的とするが、本年度は4カ年計画のうち3年目に当たる。今年度までの研究では「自由」の観念を主軸にして、とくに「徳」とのの関係に焦点を当てながら、共和主義の解釈理論がどのような含意を持つのかを明らかにしてきた。今年度の研究は、従来の研究をさらに発展させ、「平等(正義)」との関連も視野に入れつつ、「徳」と「自由」との内在的関係をやや法思想史的見地から検討することを計画していた。以上の構想を実施するに当たり、以下の研究作業に当たった。