研究課題
若手研究(B)
本研究では、刑事法分野における国家の域外管轄権行使の問題を歴史的及び理論的観点から分析し、国家の刑事管轄権行使が、国際法構造全体の中で果たしうる機能を明らかにした。具体的には、普遍主義、及び保護主義に基づく管轄権行使が、国際社会の共同体利益、及び国家の重要な利益を保護することを通じて、利益侵害が発生した領域国又は侵害行為者の国籍国の救済機能を補完する役割を果たしうることを明らかにした。
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