研究課題
若手研究(B)
近年フランスの公的年金制度でみられる「個人化」の動きに着目し、それが年金制度に与える規範的影響を分析した。具体的には、フランスの年金制度では、第一に、年金制度が「集団における連帯」のための制度から「個人の中での所得再分配」のための制度へと変容しつつあること、第二に、「個人化」の動きが年金制度における老齢のリスクの意義に変化をもたらしていること、第三に、「個人化」の動きが年金制度の「脱連帯化」をもたらしうること、を明らかにした。
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日仏法学 25号
ページ: 155-180
ジュリスト 1379号
ページ: 28-35
世界の労働 58巻3号
ページ: 38-48
海外社会保障研究 161号
ページ: 37-49