研究課題
若手研究(B)
本研究では、刑罰権の適切な適用領域を、刑罰の有する抑止効及び刑罰の有するスティグマ付与機能とに着目しつつ確定した。特に、刑罰の有する規範形成機能を一定程度肯定し、社会において受容可能な規範形成を刑罰が促進することを認めつつ、刑罰が有するスティグマ付与機能が、一定の条件の下では行為者に対する誤った形での非難として受け止められてしまうことを実証的に論じた。
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立教法学 79号
ページ: 57-86