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2008 年度 研究成果報告書

法益論の再検討と犯罪構造の分析

研究課題

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研究課題/領域番号 19730059
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 刑事法学
研究機関国学院大学

研究代表者

嘉門 優  國學院大學, 法学部, 准教授 (40407169)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
キーワード刑事立法 / 法益論 / 危険犯 / 犯罪構造
研究概要

現在、刑事立法が活発化している状況にあり、刑事立法の限界が問われなければならない。最終手段である刑法は、他の民事法などの手段と比較してどちらが有効かといった効果の観点ではなく、特別な正当化基準が要求されなければならない。つまり、法益に対する侵害強度によって正当化されなければならないのである。刑事立法化にふさわしい侵害強度とは、現行法の規定、特に抽象的危険犯や形式犯の詳細な分析から、危険の種類・程度を分析・整理することにより導かれる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 世田谷区清掃・リサイクル条例31条の2、79条1号は犯罪構成要件として明確であるとされた事例2009

    • 著者名/発表者名
      嘉門優
    • 雑誌名

      速報判例解説TKCローライブラリー刑法 No.32

      ページ: 1-8

  • [雑誌論文] 覚せい剤取締法の覚せい剤輸入罪および関税法の禁制品輸入罪の実行の着手が否定された事例2009

    • 著者名/発表者名
      嘉門優
    • 雑誌名

      國學院法学 46巻4号

      ページ: 185-205

  • [雑誌論文] 法益論の意義と限界-法益論の現代的意義2008

    • 著者名/発表者名
      嘉門優
    • 雑誌名

      刑法雑 47巻1号

      ページ: 36-48

  • [雑誌論文] 住居侵入罪における侵入概念について-意思侵害説の批判的検討-2008

    • 著者名/発表者名
      嘉門優
    • 雑誌名

      大阪市立大学法学雑誌 55巻1号

      ページ: 144-182

  • [雑誌論文] ドイツにおけるストーカー行為処罰規定の新設について2008

    • 著者名/発表者名
      嘉門優
    • 雑誌名

      國學院法学 45巻4号

      ページ: 67-100

  • [図書] 神山敏雄ほか編『新経済刑法入門』2008

    • 著者名/発表者名
      嘉門優
    • 総ページ数
      43-55
    • 出版者
      経済刑法と刑法の諸原則

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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