研究課題
若手研究(B)
本研究は、不動産担保権が侵害された場合に問題となる関係当事者の救済方法について、ドイツ法を比較法の対象として、わが国のこの問題に関する解釈論の方向性を検討したものである。本研究では、(1)上記問題に関するわが国の判例・学説の到達点を明らかにし、(2)ドイツにおける抵当権侵害とその救済方法に関する裁判例の整理・分析を行い、そして、(3)抵当権を中心とした日独法の比較検討を通じて、最終的に、(4)抵当権と不動産の譲渡担保の上記問題に関するわが国の解釈論の方向性について一定の示唆を得た。
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