研究課題
若手研究(B)
本研究においては、イギリス・ブレア労働党政権(1997~2007)におけるEU政策の転換の要因と、それがEU共通社会政策に及ぼした効果について分析した。その結果、ブレア労働党政府のEU社会政策へのコミットが、「政府間主義」の維持・拡大と、「第三の道」の経済・福祉改革のヨーロッパ・レベルへの拡大を目指したものであること、またその結果EUの共通社会政策にはその方向への転換が見られるが、今後の方向性について、新たな紛争ラインが形成されつつあることについて明らかにした。
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論叢現代文化・公共政策 第七号
ページ: 65-86