研究課題
若手研究(B)
本研究では、主に予防接種行政を事例として、行政に関与する各組織において、いかにリスク認識がなされるかを探り、重層的なリスク管理手法と結果として顕在化する政策変化を分析した。その結果、不確実性下における行政の行動様式には、作為過誤回避と不作為過誤回避という異なる過誤回避性が析出され、これら2つを同時に低減できないディレンマがあるため、そこから逃れるために、潜在化・中和・責任の分散という3つの戦略が存在することを示した。
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