研究課題
若手研究(B)
明治政治思想史を「法」ないしは「法秩序」という視点から捉え直し、明治時代の秩序論の位相を明らかにした。先行研究においては、日本の伝統思想と西洋法思想の基本的な哲学的対決を論じたものはほとんどなく、本研究は、新たな明治思想史理解をもたらす萌芽となり得るものである。特に、明治前期に活躍し、「功利主義」的政治観を共有していた福澤諭吉と西周、両名の思想を中心的な考察対象とし、彼らの「法」理解と「功利主義」的な政治観との連関を解明した。
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大航海 67巻
北東アジア研究 第14・15合併号
日本歴史 (脱稿済み、近刊予定)