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2007 年度 実績報告書

ベトナム南北分断以降のベトナムにおける革命運動(1961-65)

研究課題

研究課題/領域番号 19730136
研究機関鹿児島県立短期大学

研究代表者

福田 忠弘  鹿児島県立短期大学, 商経学科, 准教授 (50386562)

キーワード國際政治史 / ベトナム戦争
研究概要

平成19年度は、フィールドワークと資料収集を行なった。最近、ベトナム南部においでベトナム戦争中に、南ベトナムで活動を行っていた諸機関の博物館が整備されている。そうした博物館、資料館を中心にフィールドワークを行なった。同時に首都ハノイにおいて資料収集を行なった。
1フィールドワーク
ベトナム戦争中、世界中の反戦運動から支援の対象となった南ベトナム解放民族戦線博物館(タイニン省)、ベトナム労働党南部中央局(タイニン省)を訪問した。本研究が対象としている1961-65年の役割がどのようなものだったのか、それぞれの機関との関係はどのようなものだったのかはまだ不明な点が多い。当該時期では、解放戦線の役割を重視する研究が多かったが、今回の調査で、南ベトナムに設置されたベトナム労働党の支部(ベトナム労働党南部中央局)の役割が重要だったことが明らかになった。
2資料収集
首都ハノイの国会図書館で資料収集を行なった。ベトナム戦争についてのベトナムでの評価はベトナム共産党(かつてのベトナム労働党)の見解によって、その評価に変化が加えらることが多々ある。そのために、ベトナム戦争当時に出版された資料を収集し、現在のベトナム戦争史観とどのような相違があるのか比較するための資料を収集した。同時に、最近公開されたベトナム共産党が発行した『党文献全集』を購入した。この『党文献全集』によって、従来明らかにされて来なかった北ベトナムのベトナム労働党中央と南ベトナムの諸機関との関係が明らかにされている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ディエンビエンフーでの戦いを考える2007

    • 著者名/発表者名
      福田 忠弘
    • 雑誌名

      ViETNAM Today 11/12月号

      ページ: 40-44

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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