研究課題
ネットワーク外部性があるサービスについての理論構築を行った。ネットワーク外部性がある財に関する理論が一度購入したら、その後、それを保持し続けると仮定するのに対して、サービスは、利用をやめる可能性も考慮したモデルとなりモデルの構造に大きな変化があり、与えるインセンティブにも差異が出てくる事がわかった。理論を反映させたインセンティブについて実験を実施した。実験の結果、一定期間活性化が維持される事がわかった。同時にネットワーク外部性がある財の最近の事例であるEVについての分析を行った。EVにおいては、予約券販売の形式とは別に、補助金の事前申請制度という形式をとる形での分析を行った。さらに、ヒヤリング調査などの結果も踏まえ、現実的要素を入れたモデルを構築し、学会報告を行った。
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Economics Bulletin 30
ページ: 650-657
The B.E. Journal of Theoretical Economics 9
ページ: 1-18
経済科学通信 第120号
ページ: 84-85