研究課題
若手研究(B)
F・ナイトがオーストリア学派の資本理論などに対して展開した批判的議論をはじめ、主に1930年代に執筆した理論的論考の再検討を通じ、彼の経済理論家としての意義や限界を浮き彫りにするだけでなく、ニューディーラーやケインジアンらニュー・リベラリズムの政府介入に対して一方で異議を唱えながら、他方で後にハイエクらのネオ・リベラリズムをも強く批判することになるナイト固有のりベラリズムの特徴を、彼の「複眼的思考」に見出した。
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獨協経済 第85号
ページ: 1-26