研究課題
若手研究(B)
本研究では制度変更に伴う政策効果の定量的分析方法の開発とデータへの応用を行った.医療保険制度の改定に伴う自己負担率(医療サービス価格)の変更が受診・診療行動に与えた影響の大きさを計測し,補助的な診断に使われる画像診断などの医療サービス使用が価格変化に対して敏感であることが確認された.また仮想的な状況を想定し,政策効果を計測する際に用いられるスイッチング回帰法について統計的な考察を行い,市場化の流れの中で入札制度の導入がどのような政策効果をもたらしたかについてもデータ分析を行った.
すべて 2009 2007
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
日本経済研究 61巻
ページ: 1-26
http://www.jcer.or.jp/academic_journal/jer/detail3877.html