• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

地域再生のための地域構造改革政策のあり方について

研究課題

研究課題/領域番号 19730209
研究機関東海大学

研究代表者

川崎 一泰  東海大学, 政治経済学部, 准教授 (40338752)

キーワード地域経済の生産性 / 地方公務制度 / 地域間経済格差 / 格差 / 地域再生
研究概要

2008年度は「地域の活力向上のための地域経済政策のあり方」の一環として、「公務員制度のあり方」の成果を論文掲載させ、新たなテーマである」コンパクト・シティの効率性」に関連する論文執筆及び報告を行ってきた。前者の成果は既にパブリッシュされ、以下のジャーナルに掲載された。
(1) 「地方公務員給与水準決定に関する統計分析」経済政策ジャーナル5-2, 83-86. (長嶋佐央里氏と共著) [査読付論文」
また、関連論文として、以下の2点を成果としてパブリッシュした
(2) 「地域間経済格差」上村敏之・田中宏樹編著r検証格差拡大社会』日本経済新聞出版社. 第7章所収.「査読なし」
(3) 「地域間格差と地域再生」改革者2008年12月号. 32-35. 「査読なし」
これらの研究成果(1)では、地方公務員に生産性の高い人材が集中することで、地域経済の生産性を高めるに至らず、地域経済が停滞していると結論づけている。そうしたことから、地域経済の生産性向上のための一つの手段として、地方公務員制度改革の方向性として、給与水準を地域で上がる税収と連動する成果主義の導入を提案した。また、(2)、(3) では、地域間所得格差について言及をしており、格差の方向としては、拡大傾向を示しているものの、その水準は時系列的にも国際的にも、決して高いものではないことを指摘している。それにも関わらず、格差拡大が話題となるのは政治的な要因と地域の生産性の格差が拡大している点にあると結論づけている。
後者の成果としては、日本経済政策学会、日本財政学会、地方財政研究会等で成果報告をし、査読付ジャーナルへの投稿を行ったところである。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 地方公務員給与水準決定に関する統計分析2008

    • 著者名/発表者名
      川崎一泰・長嶋佐央里
    • 雑誌名

      経済政策ジャーナル 5-2

      ページ: 83-86

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 地域間格差と地域再生2008

    • 著者名/発表者名
      川崎一泰
    • 雑誌名

      改革者 12月号

      ページ: 32-35

  • [雑誌論文] 人口減少社会における地域再生戦略2008

    • 著者名/発表者名
      川崎一泰
    • 雑誌名

      公共選択の研究 51

      ページ: 44-49

  • [学会発表] コンパクト・シティの財政効率性2008

    • 著者名/発表者名
      川崎一泰
    • 学会等名
      日本財政学会
    • 発表場所
      京都大学
    • 年月日
      2008-10-26
  • [学会発表] コンパクト・シティは効率的か? 〜コンパクト性と財政分析〜2008

    • 著者名/発表者名
      川崎一泰
    • 学会等名
      日本経済政策学会
    • 発表場所
      関西大学
    • 年月日
      2008-05-25
  • [図書] 「地域間経済格差」上村敏之・田中宏樹編著『検証格差拡大社会』第7章所収2008

    • 著者名/発表者名
      川崎一泰
    • 総ページ数
      20
    • 出版者
      日本経済新聞出版社

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi