研究課題
若手研究(B)
現在はスイスのカントン・ジュネーヴの中心地に当たる都市ジュネーヴを中心とした経済的「影響圏」の存在をあきらかにし,19世紀末の時計産業の部品製造の実態と食糧・燃料・建築材などの調達の問題を明らかにした。とくにフランス・北サヴォワとの間の時計部品の取引・バターなどの免税品の取引・減税品であった家畜の取引などについてあきらかにした。時計部品製造を通した,また生活必需品需給を通した両地域のつながりは,第一次大戦を経て大きく変容したことをデータから明らかにした。
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