コミュニティ的マネジメントの組織行動論的分析

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19730250
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 経営学
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 鈴木 竜太 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 准教授 (80295568)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: 職場 / 仕事の相互依存性 / 組織コミットメント / 公共的行動

研究概要

本研究は、日本企業における従業員の公共的行動をもたらす職場について組織行動論の観点から分析する研究である。組織行動論の既存研究に沿って、4度の質問紙調査が設計、実施された。調査の結果からは、公共的行動は、職場における相互依存性や組織へのコミットメントとともに、自由だけではなく、規律やルールを遵守する風土、あるいは役割が明確になっているといった秩序をもたらすマネジメントが有効であることが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] 組織文化研究におけるマルチレベル分析の応用 (2009)
  • 著者名/発表者名: 北居明・出口将人・鈴木竜太
  • 雑誌名: 神戸大学Discussion Paper Series 04
• [雑誌論文] 職場における仕事のあり方とメンタリング行動に関する実証研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 鈴木竜太・麓仁美
  • 雑誌名: 神戸大学Discussion Paper Series 14
• [雑誌論文] 日本企業のホワイトカラーのタイポロジーに関する実証研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 鈴木竜太
  • 雑誌名: 国民経済雑誌 第200巻,第2号 ページ: 39-55
• [雑誌論文] Are we bad dancers? Skills and its influence on career in Japan (2007)
  • 著者名/発表者名: Yuichi Matsumoto, Ryuta Suzuki, Ichiro Kato
  • 雑誌名: Paper presented at European Group for Organizational Studies
• [雑誌論文] 30代ホワイトカラーのキャリア・マネジメントに関する実証研究 (2007)
  • 著者名/発表者名: 加藤一郎・鈴木竜太
  • 雑誌名: 経営行動科学 第20巻第3号 ページ: 301-316
  • 査読あり
• [雑誌論文] 組織文化と組織コミットメントの関係に関する実証研究:クロスレベル分析を通じて (2007)
  • 著者名/発表者名: 北居明・鈴木竜太
  • 雑誌名: 組織科学 第41巻 ページ: 106-116
  • 査読あり
• [雑誌論文] ホワイトカラーにおける組織を背負う意識に関する実証研究 (2007)
  • 著者名/発表者名: 鈴木竜太
  • 雑誌名: 国民経済雑誌 第196巻 ページ: 57-73
• [学会発表] 組織学習を促進する組織文化のクロスレベル分析:組織学習と個人学習のジレンマ (2009)
  • 著者名/発表者名: 北居明・出口将人・鈴木竜太
  • 学会等名: 経営行動科学学会
  • 発表場所: 東京工業大学
  • 年月日: 2009-11-06
• [学会発表] 職場における仕事のあり方とメンタリング行動に関する実証研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 鈴木竜太・麓仁美
  • 学会等名: 経営行動科学学会
  • 発表場所: 中部大学
  • 年月日: 2008-11-08
• [学会発表] Are we bad dancers? Skills and its influence on career in Japan (2007)
  • 著者名/発表者名: Yuichi Matsumoto, Ryuta Suzuki, Ichiro Kato
  • 学会等名: European Group for Organizational Studies
  • 発表場所: Vienna, Austria.
  • 年月日: 20070705-20070707