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2008 年度 実績報告書

地域ブランドを活用したB to Cによる地域活性化の実証および理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19730252
研究機関愛媛大学

研究代表者

岡本 隆  愛媛大学, 法文学部, 准教授 (50314943)

キーワード経営学 / 電子商取引 / 地域ブランド / B to C
研究概要

理論面については, B to C市場についての先行研究を地域活性化の観点からサーベイし, 沖縄県をはじめとした非都市部での取り組みやその分析についての情報を入手するとともに研究手法についても有意義な示唆を得た。地域ブランドについては, その定義や事例を文献やウェブ上の情報をもとにサーベイし, 本研究が対象とする地域ブランドの範囲が明確になった。
他方, 実態調査については, 地方でB to Cに取り組んでいる複数の企業, 地域のオンラインモール運営会社, 地域活性化とB to Cの連携に取り組んでいる組織, これからB to Cに取り組むことを計画している企業などのヒアリング調査を行った。これらのケーススタディから, B to Cを地域活性化に活用する場合の示唆を得ることができた。具体的には, 地域情報の発信とインターネット上での地域ブランド化, 地方の小規模店舗のコラボレーション, 広告手段としてのB to Cの可能性, 仕入に関する交渉力向上の可能性, B to C活用の段階などである。
平成19年度の研究から, 地域活性化の手段としてのB to C, および地域ブランドの活用法に関する研究の準備および基礎固めができ, 次年度の研究に繋げることができた。このことは次年度のヒアリング対象の選定, 事例の一般か, さらなる理論研究の発展などに繋がる。本研究の対象は, 実践されることはあっても, その特徴の抽出や一般化, 他地域への適用法の提案などはまだなされていない。その意味においても, 同分野の研究や同様の実践に貢献できたのではないかと考える。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 松山市における事業所の現状と経営課題2008

    • 著者名/発表者名
      岡本隆・崔英靖
    • 雑誌名

      愛媛経済論集 27

      ページ: 43-56

  • [学会発表] Revitalizing Rural Economy with B to C and Regional Brand2009

    • 著者名/発表者名
      Takashi OKAMOTO
    • 学会等名
      APCIM2009 (JSIM)
    • 発表場所
      北京大学(中国)
    • 年月日
      2009-03-28
  • [学会発表] BtoC for Revitalizing Rural Economy2008

    • 著者名/発表者名
      Takashi OKAMOTO
    • 学会等名
      SAINT2008 (IEEE-CS)
    • 発表場所
      Turku Univ. (FINLAND)
    • 年月日
      2008-08-01
  • [学会発表] 地域活性化のためのBtoCに関する-考察2008

    • 著者名/発表者名
      岡本隆
    • 学会等名
      経営情報学会2008年春季全国研究発表大会
    • 発表場所
      関東学院大学
    • 年月日
      2008-06-07

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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