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2007 年度 実績報告書

知識ベース組織における公平な人的資源管理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19730257
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

三崎 秀央  兵庫県立大学, 経営学部, 准教授 (30312763)

キーワード人的資源管理 / 組織的公正 / 戦略的人的資源管理 / 組織行動論
研究概要

当該研究の目的は,組織的公正理論を中核におきながらも,わが国の企業経営の現状や,戦略や創造的活動に関する研究の知見を取り込んだ,より体系的な分析を実施し,知識を重視する組織における有効な人的資源管理(特に組織の公平性を維持すること)について明らかにすることである。
当該年度に実施した研究は,以下のものがある。第1に,文献研究である。戦略論,組織行動論,人的資源管理論など,分析枠組をより強固なものにするべく,関連分野の文献をレビューした。第2に,インタビュー調査である。小売業A社と製造業B社において,集中的にインタビュー調査を実施することによって,定量的な調査を実施する上での知見を得ることができた。第3に大量サンプルによるアンケート調査である。C社およびD社において,従業員を対象とするアンケート調査を実施した。アンケートの内容は,組織的公正研究のオーソドックスな内容に加えて,戦略の明示,理解,および戦略に基づいた組織運営がなされているかどうか,といった点を重点的に聞いている。なお,アンケート調査について,年度末の実施であったために,現在は,データの収集中であり,分析自体は次年度に行うことになる。また,次年度は数社を対象にアンケート調査を追加実施する予定である。
なお,当該年度は,「組織的公正に影響を与える要因に関する実証研究:組織的公正理論の発展に向けて」『商大論集』第59巻第2・3号,1-23.2007年12月.を研究成果として発表し,戦略と組織的公正との関係を一定程度示すことができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 組織的公正に影響を与える要因に関する実証研究:組織的公正理論の発展に向けて2007

    • 著者名/発表者名
      三崎 秀央
    • 雑誌名

      商大論集 第59巻第2・3号

      ページ: 1-23

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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