• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 自己評価報告書

大規模会話データを用いた説得コミュニケーションプロセスの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19730275
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関関西大学

研究代表者

矢田 勝俊  関西大学, 商学部, 教授 (00298811)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワードデータマイニング / 経営情報 / マーケティング
研究概要

本研究の目的は、大規模で所与の構造を持たないコミュニケーションデータから説得プロセスに関する有用な特徴を明らかにする枠組み、分析手法を提案し、企業の債権回収に関わる会話データの解析を通じて提案手法の有用性を検討することである。従来、会話データのように構造を持たないデータの定量的解析は単語の利用頻度といった単純な解析にとどまるものが多い。本研究は、単語の利用頻度といった静的な文章の特徴だけでなく、動的なコミュニケーションプロセスの特徴を明らかにする枠組み、分析手法を提案する。その際、企業の商品購入代金の支払い遅延に関して顧客と交渉する大規模な説得コミュニケーションデータを対象とする。これには、企業と顧客との膨大な会話データが記録されており、これらから説得プロセスに関する有用な知見を発見することが企業にとって重要な意義を持つ。つまり大規模な支払い遅延顧客との会話データから、かれらを説得するためのコミュニケーションプロセスを明らかにする。その際、会話データだけではなく、録画データなど様々なデータソースを積極的に活用する。本研究は、説得コミュニケーションプロセスのモデル化から、解析システムの開発、実データによる実証までを行う包括的なテキストマイニング研究である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 説得プロセス分析の枠組みと債権回収会話ログへの適用2007

    • 著者名/発表者名
      砂山渡, 矢田勝俊
    • 雑誌名

      人工知能学会論文誌 Vol.22,No.2

      ページ: 239-247

    • 査読あり
  • [学会発表] Data Mining in Marketing2009

    • 著者名/発表者名
      矢田勝俊
    • 学会等名
      The Forth International Workshop on Data-mining and Statistical Science (DMSS2009)
    • 発表場所
      京大会館(京都府)
    • 年月日
      2009-07-08
  • [学会発表] Data Mining Technique for Gene Analysis Makes Profits in the Supermarket2007

    • 著者名/発表者名
      K. Yada
    • 学会等名
      2007 AMA Winter Educators'Conference Proceedings
    • 発表場所
      San Diego
    • 年月日
      2007-02-18
  • [図書] Data Mining for Design and Marketing2009

    • 著者名/発表者名
      Y. Ohsawa, K. Yada
    • 総ページ数
      1-319
    • 出版者
      CRC Press
  • [図書] データマイニングとその応用2008

    • 著者名/発表者名
      加藤直樹, 羽室行信, 矢田勝俊
    • 総ページ数
      194
    • 出版者
      朝倉出版

URL: 

公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi