研究課題
若手研究(B)
本研究は、会計基準のグローバル化の流れのなかで導入が検討されている包括利益と、これまでの損益計算書のボトムラインである当期純利益という2つの異なる業績指標を優劣比較し、いずれの利益概念が業績指標として優れているのかを実証的に検証した。本研究では、価値関連性のみならず、持続性、予測可能性、投資リスクの評価、利益調整などの複数の尺度に基づいて、総合的に包括利益と純利益を比較検討した。分析の結果は、包括利益に対する純利益の質の高さを裏付けるものであった。
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国際会計研究学会年報2008年度
ページ: 79-91
経営財務研究 12巻
ページ: 2-16
企業会計 60巻5号
ページ: 123-129
甲南大学経営研究 48巻1・2号
ページ: 103-123