研究課題
若手研究(B)
温室効果ガス排出権のうち、特にCDM事業(先進国から途上国に環境投資をすることで排出削減効果を図ること)により創出されるCERについて、その価値評価(価格形成)の基本的考え方を明らかにした。その結果、CDM事業における排出権の配分方法や、CDM事業における2国間のパワーバランスなどが、その価値評価に影響を与えていることが明らかとされた。このことから、会計・金融制度設計上も、これらの点についての一定の配慮ないし規制が必要とされる可能性が示唆された。
すべて 2009
すべて 雑誌論文 (1件)
同志社商学 第61巻第1・2号