本年度の研究成果は、本年度の研究実施計画にある通り1.オーストラリアでの質問票調査、2.イタリアでの質問票調査、3.ベルギーでのパイロット・テスト実施、および4.中間報告、などがあげられる。 1. オーストラリアでは、追加的に質問票調査をオーストラリア国立大学およびキャンベラ大学で実施し、約500のサンプルを得ることができた。 2. イタリアのパルマ大学においても質問票調査を実施し、約500のサンプルを得ることができた。 3. 他の国での同一質問票実施については、当初はアジア諸国での実施を考えていたが、ヨーロッパのベルギーでの実施を行った。本年度4月の中間報告に興味を抱いたベルギーのゲント大学の会計学教授と共に、同大学での調査票によるサンプル収集を実施した。 4. 中間報告は、上記3にも記載した通り、ヨーロッパ会計学会(EAA)で実施した。 上記の研究成果の他に、各国から収集したデータをSPSSなどの統計ソフトを利用して分析を進めた。
|