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2009 年度 実績報告書

インタンジブルズ管理に向けて管理会計が果たす役割と実態

研究課題

研究課題/領域番号 19730320
研究機関関西大学

研究代表者

木村 麻子  関西大学, 商学部, 准教授 (30389233)

キーワードインタンジブルズ / 管理会計 / 研究開発
研究概要

インタンジブルズの管理に向けて管理会計、とくに管理会計情報がどのような役割を果たしうるかについて文献研究を主体として行っている。当初の予定では実態調査を行う予定であったが、調査予定であったリサーチサイトの都合で調査ができなかった。そのため、文献研究を主体として行い、また関西や関東の研究会における報告でできる限り実務家がらめ質問・コメントを受けることで実務に関連する示唆を得ている。
研究内容としては、とくに本年は研究開発活動(および関連活動)について管理会計がこれまでどのような貢献を行ってきたのかを時系列的に考察し、従来の原価企画や研究開発の予算管理等だけでなく、研究開発活動におけるイノベーション能力そのものの評価に向けて管理会計情報が必要になりつつあるという現状について考察した。その上で、管理会計情報自体も、従来め財務情報だけでなく、非財務情報も含めて意思決定・業績評価を行うことが必要であると結論付けた。また、その際に有用な管理会計ツールとしてバランスト・スコアカードおよびバリュー・チェーン・スコアボードの利用が考えられることを主張した。研究については日本会計研究学会全国大会で発表し、その成果を論文としてまとめている中途である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] インタンジブルズ管理に向けた管理会計の役割の検討2009

    • 著者名/発表者名
      木村麻子
    • 学会等名
      日本会計研究学会第64回全国大会
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2009-09-04

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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