研究課題
若手研究(B)
仕事を通じた社会的資源の配分過程において、社会的関係要因-他者が女性としてあるいは非正社員として存在していること-が何らかのインパクトを与えているのか、与えているとしたらそれはどのようなものか、という2点について解明するため、理論的な研究、統計的手法を用いた実証的研究、事例調査を行った。研究成果として、(1)賃金や主観的昇進見込みに社会的関係要因が影響を与えていること、(2)その結果、女性内格差を生じつつ、男女間の性別秩序が再生産されていること、の2点が明らかになった。
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大原社会問題研究所雑誌 No.617
ページ: 67-81
日本労働社会学会年報 20号
現代社会研究 6号
ページ: 113-120