研究課題
若手研究(B)
本研究の課題は、隣接領域である政治哲学、社会倫理学といった規範理論の研究成果を積極的に取り入れ、多元的社会の実現をめざす社会構想を理論的、経験的に根拠づけることにある。その手がかりとして<承認>概念に注目し、フランクフルト学派の批判理論の刷新を押し進めているアクセル・ホネット及び彼の率いるフランクフルト大学社会研究所による研究成果を再構成する。さらにその規範的前提、経験的分析を検証するとともに、ネオリベラリズムの問題性、それに代わる社会構想の可能性について明らかにする。
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現代社会学理論研究 第4号
ページ: 16-28