研究課題
若手研究(B)
本研究では、紙地図を用いた犯罪不安調査など、地理的な観点を含むアプローチを新規に導入し、犯罪不安や防犯行動の構造と背景について、次のことを明らかにした。防犯行動は、犯罪不安の高さによって促進されることが見出された。さらに、道路や特定の空間を回避する防犯行動の背景要因は、年齢や性別により異なることが明らかになった。他方で、地域での犯罪問題の共同解決に期待する程度を示す集合的効力感は、紐帯や地域活動への参加によって規定されることが示された。
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犯罪社会学研究 33
ページ: 178-197
青少年問題 57
ページ: 20-25