研究課題
若手研究(B)
本研究は、いわゆる「ホームレス」という不定住的貧困が大都市とは異なり、社会資源の少ない地方都市において出現する背景の一端を考察し、北東北地方都市においては、出稼ぎといった労働移動が前提にしてきた回帰場所としての「家族の喪失(家族機能の極度の脆弱化)」を背景として野宿生活者が出現しているということを明らかにした。これは、出稼ぎ等の労働力移動との関わりという点で地方部に固有の出現様式であり、これまで詳らかにされてこなかった知見といえる。
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ホームレスと社会 第1巻
ページ: 58-65
http://reach.acc.senshu-u.ac.jp/Nornir/search.do?type=v01&uid=12079076