研究課題
若手研究(B)
日本における「子どもの貧困」問題の構造を解明することを試みた結果、家族の経済的・文化的・社会的資源の不平等が、子どもの学力・教育達成だけでなく、子どもの日常的な生活様式に影響を与えていたことがわかった。貧困によってもたらされた不利は蓄積され、進路選択において決定的な影響を及ぼすことから、貧困は子どものライフチャンスを大きく制約するものであることがわかった。乳幼児期段階から、家族と子どもへの制度的支援を行う必要がある。
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部落解放 610
ページ: 59-66