研究課題
若手研究(B)
在日コリアン高齢者のデイサービス活動への参加者を中間者と位置付け、参加者が福祉社会形成に与える影響について考察した。 在日コリアン二・三世の参加者は、利用者(在日コリアン高齢者)との関わりを通して、自身のルーツを再確認するとともにマイノリティとしての当事者意識が高まる傾向にあった。一方で、日本人参加者は、利用者および在日コリアン二・三世の参加者との関わりを通して、日本社会におけるマジョリティとしての自らの位置を相対化し、再定位しようとする傾向がみられた。
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