研究課題
若手研究(B)
大学生に求められるアカデミックリテラシーのうち、読みに関わるものを統合的読解力と呼びその発達過程を検討した。当初は新聞を使った読解力の分析を行ったが、新聞をどのように読むかについて学年による違いはほとんど見られなかった。つまり、授業等で獲得する読解方略が授業場面を離れた状況には反映されにくい状況が明らかになった。そこで、心理学、言語学、教育哲学によるリテラシー研究をレビューしなおし、アカデミックリテラシーの意義を学生の生涯発達の観点から位置づける論点整理を行った。
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大阪市立大学「大学教育」 第6巻
ページ: 21-28