研究課題
若手研究(B)
本研究では、英語圏における先行研究で報告されてきた8ヶ月乳児が示す超分節素間の状態遷移確率の学習(統計学習)による単語分節化能力は、日本人乳児では安定して示されず、刺激音に依存することを明らかになった。統計学習に代わる学習機構として、すくなくとも成人被験者は、連続的な音声特徴量の変化に埋め込まれた決定論的な因果関係を学習する能力を持つことを明らかになった。また、覚醒下の乳児を対象として安定に脳波測定を実施するための実験技法が確立された。
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Neuroscience Research 68(Supplement 1)
ページ: e407