研究課題
若手研究(B)
現在高校においては、学習が数値による評価と伝達と習得の学習の型にはまりつつある。しかし、職業への移行が保障されなくなった中で青年期に必要な学びを再確認することが急務であろう。本研究は一人の生徒の総合学習過程の縦断的な分析を通して高校の総合学習が、他者や世界と出会い、これらとの対話と応答をとおして自己形成を行う過程であることを示した。また、ヴィゴツキーの理論に体験過程理論を加えた解釈枠組みを提出することにより、学習過程と自己形成過程の相互作用を分析する可能性を示した。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (4件)
北海道教育大学紀要 59巻第2号
ページ: 169-182
中央学院大学社会システム研究所紀要
ページ: 101-115
高生研第45回全国大会研究紀要
ページ: 77-82