研究課題
若手研究(B)
本研究は、学校場面における子どもの逸脱行動を理解する一視点として、現実の学級環境と子どもが好ましいと捉える選好環境の認知の乖離を検討するものである。一般中学生、少年鑑別所収容生徒を対象として、独自の学級環境評価尺度を実施した結果、鑑別所群は一般群以上に、現実と選好する環境の乖離が大きく、教師との親密な関わりや支援を求めていることや、学業の負担をより強く感じていることが明らかとなった。結果から、現実・選好フォームによる評価手法が非行行動の早期発見・予防に活用できる可能性が示唆された。
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犯罪心理学研究 47(1)
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白鴎大学教育学部論集 3(1)
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白鴎大学教育学部論集 1(1)
ページ: 163-188