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2009 年度 実績報告書

学習障害児に対する読解能力検査と教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19730563
研究機関東北福祉大学

研究代表者

後藤 紗織  東北福祉大学, 総合福祉学部, 助教 (30438551)

キーワード学習障害 / 読解力 / 小学生 / 読解力検査
研究概要

本研究の目的は、(1)小学生の読解能力を測定するための検査の作成、(2)作成した読解能力検査を小学1年から6年を対象に実施し、その結果を分析し、小学生の読解力の現状及び特徴を明らかにする、(3)その結果に基づいて読解力を改善するためのプログラムを作成し、読解能力の低い学習障害児を対象とした形成実験を行い、そのプログラムの有効性を検証することである。
平成21年度は上記(3)の、読解力を改善するためのプログラムを作成し、読解能力の低い学習障害児を対象とした形成実験を行うことを目的とした。平成20年9月から12月にプログラムを作成し、12月と平成21年1月に実験前の検査を行った。実験は21年の1月~3月、3月の後半に実験後の検査を行った。
実験群は小学1年から5年の3名、対象群は1名である。実験前後の評価検査は、筆者が平成20年度に作成実施した読解能力テスト、乱文テスト、金子書房からだされている読書力テストを用いた。実験のプログラム内容は、個別に対話を通して読解をするのに必要な要素を考えさせるもので、20回ほど実施した。
結果は、対象群はほぼ前後の評価テストの成績には変化がなかったが、実験群では3名とも特に読解能力検査において2学年分程度成績が上昇し、著しい改善が認められた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 小学生の読解力テストの開発に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      後藤紗織
    • 雑誌名

      東北福祉大学特別支援教育研究センター紀要 2

      ページ: 103-112

  • [学会発表] 小学生の読解能力テストの開発に関する研究2009

    • 著者名/発表者名
      後藤紗織
    • 学会等名
      日本LD学会第18回大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2009-10-10

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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