研究課題
若手研究(B)
アデール環上のマルコフ過程を構成し,その各p成分のp進整数環からの脱出時刻と、脱出時刻におけるp成分のp進ノルムの分布を解析した。また、アデール値マルコフ過程の有限整アデールからの脱出時刻の分布を決定した。それらの脱出時刻および脱出時刻のp成分のp進ノルムを用いて、リーマンのゼータ関数をはじめとするオイラー積表示をもつ関数の表示を行った.さらに、リーマンのゼータ関数のある点とその複素共役における値,あるいはその実部における値との関係についての関数等式を導いた.
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Ultrametric Analysis and Applications 2巻
ページ: 341-359
Journal of Theoretical Probability 23巻
ページ: 748-769
京都大学数理解析研究所講究録 1672巻
ページ: 111-116
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